FEエンゲージ 邪竜の章 感想

FEエンゲージの最後のDLCコンテンツである邪竜の章をクリアしたので感想を書く

以下ネタバレ含む

 

 

簡潔に良かった点と悪かった点

 

 

良かった点

 

・キャラクター

四狗が四翼になってもいまいちなキャラクター性は変わらないだろうなと思ってたけど、いい意味で期待を裏切られた

みんな好感の持てるキャラクターになっていた

モーヴってもしかして本編と同じモーヴなの!?と匂わせる感じなのも良い

その分イルとウルは若干イマイチだったかなという印象

イルとウルはバトル時の弱さも評価が悪くなる原因だと思う

 

・ボリューム

最後のDLCコンテンツだけあって章仕立てのストーリーを追っていくボリュームのある内容

欲を言えば追加紋章士の腕輪も欲しかったかな

 

 

悪かった点

 

・ストーリー

本編の時から感じていたが、奇をてらったりだとかどんでん返しで驚かしたいっていうのが明け透けで正直稚拙に感じる

ソンブル自体もラスボスなのに本編で大した印象が残っていないのに邪竜の章というのがそもそも弱かった

邪竜の見た目が結局翼のあるトカゲなのも本編同様良くない

 

・新クラス

新クラスになるコストが高すぎるのに、それに対しての見返りが低い

ハッキリ言えば弱い

エンチャントは仲間を強化出来るが、エイリーク同様事前準備をしっかりしないとすごく強いまではいかないかなという面倒な印象

マージカノンは命中や威力に技と体格を反映するのはいいけど、その値が2つとも高いキャラクターなら別のクラスの方が活躍できると感じる

それと既存クラスにテコ入れが入らなかったのも不満である

 

・バトルでのレベル固定

キャラクターのレベルや所持アイテムはその章ごと固定

クラスも最初は初期クラス、章が進むと上級クラスになる

ただそのまま上級クラスになってしまうので、アンナがベルセルクになってしまう等そうじゃないんだよなあと思ってしまう

イルとウルが弱いのも結構ストレスになる

レベル固定なら詰将棋的な面白さがあるのかというと、絆レベルやスキルはそのままなので紋章士の力押しが出来る設定が噛み合ってない

なんというか何がしたいのかわからない仕様になってしまっている

最後の方はすぐボスを倒せない引き延ばしのような内容になっていて、単純にストレスが溜まる

 

・既存システムの改修が無い

鍛錬時に紋章士の指輪や腕輪を装備しているとSPが貰えないのは修正してほしかった

仕様だとすればなぜこんな面倒な仕様にしたのだろう

ソラネル内の素材を一括で回収できるとか、そういうシステムの追加も欲しかった

 

・エンディングで流れる歌

正直これが一番酷い

ゲームを起動すると流れる歌同様不快

もしかして同じ曲なのかもしれない、不快なので途中で聞くのをギブアップしてしまうのでよくわからない

 

 

本編も併せて見ても光るところもあって良い部分も多いのに、悪い部分も多すぎてどうにかならなかったのかなあと思う印象のゲームだった