ドンブラザーズVSゼンカイジャー
ドンブラゼンカイを観てきた
二大ハチャメチャ作品の共演がとても面白かった
以下ネタバレを含む感想
まずゼンカイジャー
またもやカシワモチワルド
違う個体でもやってることは一緒、でもツーカイジャーに乗っ取られて自分自身に疎外感が生まれてるのが面白かった
いろんな世界のスーさんがかわいいのツボ
闇柏餅で対抗するというなんともな手段がゼンカイジャーらしい
ポットデウスがステイシーの給仕係みたいになってるのも面白い
界人のパパはハカイザーへの変身ポーズが自身の指をクルクルさせるんだってのもツボ
やらかしちゃったゾックスだけど、最後は悪態つきながらも嬉しそうなのがらしくていい
次にドンブラザーズ
タロウがいなくなってしまったことでみんなの駄目な部分が復活してしまっていた
ジロウはせっかく人格が融合して真人間になったと思ったのにやっぱり本質は変わらないのかと可笑しかった
最後のオチもジロウらしいといえばジロウらしいので、あれがやっぱりジロウなんだろう
ソノイが一番やりたいことをやって一番ソノイらしく終わった結末だったんだけど、悲しくもあるけどドンブラだからいくらでもなんとかなるんだろうなとも思う
翼は夏美とはもうすっかり元カレ元カノの関係になっていて時間が経ってそこの気持ちの整理はついたんだなと少し感慨深かった
雉野も夏美と付き合いつつも翼との交流を辞めないあたり、一方的な依存はなくなったみたいだ
翼とソノニとの関係はまだハッキリしないなと思ったけど、最後にあまりのバカップルぶりを披露していて微笑ましい
マスターって結局何なの?問題はやっぱり解決しなかった
ムラサメはドンブラで働いていた、褒めるマザーがいい母親感を出している
この能登麻美子さんでどうしても水星の魔女と比較してしまう
マザーも結局なんだったかのわからない存在である
そしてドンブラの敵は毎度おなじみのあのおじさん
もう原動力が意味わからなくなってる
俳句を詠めなくなっていた猿原がさらりと一句詠みあげるシーンはなかなかエモい
ドンブラもゼンカイもどちらも「らしい」作品全開に仕上がっていて、それが合流してもどちらが潰れることなくお互いの魅力を引き立てあっていた
まさにVS(ビクトリースペシャル)!!
ドンブラもゼンカイもどっちも好きで良かったなと思える良作品だった